2024年3月15日金曜日

【登山・自然情報】三ノ塔・柏木林道 3月14日

三ノ塔山頂にかけて設置されている山看板の交換に行ってきました。

コース:菩提峠~三ノ塔(標高1204.7メートル)~二ノ塔登山口~ヤビツ峠~蓑毛

◆三ノ塔山頂の山看板
 三ノ塔を登山された際は、休憩がてら見てみてください。

◆ヤビツ峠
 公衆トイレは5月中旬頃まで改修中です。仮設トイレが設置されています。
 工事に伴い、ビジターセンターが更新している解説看板はお休みです。
 ちなみに、寺山富士見公衆トイレおよび三ノ塔山頂トイレは凍結防止のため閉鎖中です。
 寺山富士見は凍結の心配がなくなり次第、三ノ塔は4月上旬に再開予定です。

ヤビツ峠周辺では…
◆ウソや

◆ニホンジカの親子に出会えました。

◆マヒワ
 ところどころで群れに出会えました。

◆菩提峠から林道(水沢資材運搬路)を進み、登山道に入ってから程なく、
 日陰の登山道上に雪が残っていました。
 
◆ところどころに雪が残っています。
 完全に消えるまで融雪と凍結を繰り返すと思いますので、
 登山をご計画のかたはお気を付けください。

◆二ノ塔直下のガレ場

◆二ノ塔(標高約1140メートル)
 雲は多めだったものの、富士山は見られました。

◆三ノ塔北側のお地蔵さんから見た表尾根

望遠で見てみると…
◆塔ノ岳

◆竜ヶ馬場(左)と丹沢山(右)

◆烏尾山

寒い日が続いたので植物の生長は足踏み状態でしたが…
◆コケリンドウ
 花びらが開きかけた株を一株見つけました。

続いて、ヤビツ峠から柏木林道を通って蓑毛に向かいます。
◆柏木林道と言っても、ヤビツ峠から春嶽沢にかけては登山道です。
 路肩が崩れている箇所があります。
 十分注意して通行してください。

◆ツノハシバミ
 咲き始めていました。
 昨年同じコースで見られたダンコウバイなどの黄色い花はまだ蕾でした。

◆ミツマタ(髭僧の滝分岐付近)
 見頃をむかえようとしています。

髭僧の滝へも立ち寄りました。
◆ところどころ足場が悪いところがあります。

◆髭僧の滝

滝の周辺では、沢辺を好む春を告げる花々が咲いていました。
◆トウゴクサバノオ

◆ユリワサビ

◆ハナネコノメ

蓑毛でもぞくぞく開花しています。
◆ジロボウエンゴサク

冬と春を両方感じられるコースでした。
これから暖かい日が続くようなので、開花も加速するでしょうか。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
3月14日 晴れ
8時40分の気温 8.4度

2024年3月12日火曜日

【自然情報】二の足林道~不動尻~唐沢峠手前 3月11日

不動尻のミツマタと小さな早春の花の様子を確認しに、
二の足林道から不動尻、唐沢峠方面の尾根を途中まで歩いてきました。

◆ミツマタ
 不動尻より手前の林道脇で開花していたミツマタ。
 このミツマタが一番よく咲いていました。

◆不動尻のミツマタ群落の様子
 蕾がほとんどでした。

◆花の様子
 1~2分咲きくらいでしょうか…。

◆ムカゴネコノメ

◆ヨゴレネコノメ
 まだ蕾でした。

◆ハルユキノシタ
 花芽が数株だけ出ているのを確認しました。

◆シキミ

◆キブシ
 まだ蕾です。

・・・不動尻から唐沢峠方面の様子・・・
◆尾根道を上がって行きます。
 モミなどの大木が見られます。

◆積雪の様子
 登り始めるとまばらに雪がみられるように。

◆吹き溜まりの様子

◆尾根途中からの景色
 斜面に積雪があるのがわかります。

【その他観察したもの】
ウソ(オス・メス)、ミソサザイ、ビロウドツリアブ 
フサザクラ、オオバヤシャブシなど

まだ林道脇には雪が残り、凍結している場所もありました。
ハナネコノメやトウゴクサバノオなどの開花は、まだ先の様です。

標高700メートル付近からは登山道上にも積雪があり
滑りやすくなっていました。滑り止めを必ず携行してください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
3月12日 雨
朝8時40分の気温 8.9度

2024年3月8日金曜日

【積雪情報】塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 3月8日

丹沢の山々はまた雪化粧です。
5~6日にかけて雪が降り、さらに昨夜遅くに雪が降ったようです。

◆菩提周辺からみた二ノ塔・三ノ塔の様子

◆山頂付近をズームして撮影

◆秦野戸川公園内から見た二ノ塔・三ノ塔

◆秦野戸川公園から見た大山山頂をズーム

・・・積雪情報・・・

各山頂にある山小屋さんからの3月8日朝の積雪情報です。
今朝は早々に積雪情報をあげてくださっていました。
先日の積雪の上にさらに積雪しているそうです。

◆塔ノ岳(標高1491メートル)尊仏山荘HPより (今朝6時半までの様子)
 積雪 山頂では10~15センチ 吹き溜まりは30センチ以上の場所もあり。 

◆丹沢山(標高1567メートル)みやま山荘さんHPより
 積雪 20センチ 

◆蛭ヶ岳(標高1673メートル)蛭ヶ岳山荘さんフェイスブックより
 積雪 約10~15センチ 今朝6時の気温は−4℃ 曇り 無風

各山小屋さんのウェブサイトもぜひ覗いてみてください。
週末に登山される方は、滑り止めや泥除けなどの装備を万全にお出掛けください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
3月8日 曇り
朝8時40分の気温 4.0度

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 3月7日

冬に戻ったような空模様の宮ヶ瀬湖周辺へ情報収集に行って来ました。

コース:春ノ木丸一周・早戸川林道(県道64号~汁垂橋)往復

◆宮ヶ瀬湖畔園地から見た高取山・仏果山
 前日降った雪で白くなっていました。
 7日深夜に更に雪が積もったようです。

◆春ノ木丸への登山道
 足場が悪い箇所があるので登りも下りも慎重に。

◆木々の間から見えた高畑山方面の山肌
 白く雪化粧していました。

◆大山(写真右)も雪化粧。

◆コース上、ところどころに倒木や落枝がありました。
 通行に支障はありませんが、頭上も気を付けながら通行してください。

◆シキミ
 たくさん株があり蕾から満開まで様々でしたが、
 低温にさらされシミになってしまった花もありました。

◆アセビ

◆メギ
 早くも新芽が顔を出し、残った実の赤色とのコントラストが目を惹きました。

◆ウソの群れがフサザクラの種をついばんでいました。

◆ウソと一緒にカワラヒワもいました。

◆宮ヶ瀬湖畔園地では、カルガモがあちこちでエサを探したり休んだりしていました。

◆カワセミ

◆ツグミ
 芝生をちょこちょこと歩いていましたが、人の気配を察して樹上に逃げてしまいました。

◆早戸川林道を…

◆汁垂橋まで往復しました。

◆開いてきたフサザクラ

◆オニシバリは満開でした。

◆シジュウカラ
 群れもいましたが、オスとメスのペアを数つがい見かけました。
 繁殖に向けての準備は進んでいるでしょうか。

◆アオジ
 こちらもオス(左)とメス(右)が一緒にいましたが、
 繁殖は本州の別の場所で行います。

◆ミソサザイ
 そろそろ繁殖期に入る頃ですが、この個体はどうでしょうか。

◆県道64号線沿いでニホンザルの群れに会いました。
 以前はカメラを向けてものんびりしていましたが、
 どの個体もカメラを向けたとたんに逃げていきました。

その他、観察した生きもの
花:タチツボスミレ、タネツケバナ、ヤマネコノメソウ、ハナネコノメ、ユリワサビ、
  ダンコウバイ、オオバヤシャブシなど
蕾:アブラチャン、クロモジ、ミヤマシキミ、スギ など
実:コボタンヅル、コウヤボウキ、ウツギ、ヌルデ、クズ など
鳥:ヒヨドリ、メジロ、コゲラ、エナガ、ヤマガラ、ヒガラ、イカル、カケス、
  ハクセキレイ、セグロセキレイ、オオバン、カワウ、ダイサギ、アオサギ、
  トビ、ハシブトガラス、ムクドリ、キジバト、ジョウビタキ  など
獣:タヌキ(ため糞)、テン(糞)、ニホンジカ(足あと・糞) など

◆◆◆ おまけ ◆◆◆
同日に宮ヶ瀬湖周辺で野鳥観察をされた方から情報を頂きました。
ありがとうございます!

◆アトリ

◆ウソ(メス)

◆ダンコウバイ

鳥:トビ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、カケス、カイツブリ、カワラヒワ、
  アトリ、クマタカ、エナガ、ルリビタキ、シジュウカラ、アオゲラ、カシラダカ、
  ウソ、コゲラ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、キジバト、スズメ、カワウ、
  ジョウビタキ、声のみ:ウグイス

◆◆◆宮ケ瀬湖(標高約300メートル)◆◆◆
3月7日 曇り
10時10分 5度   16時 6度