2017年1月27日金曜日

【登山・自然情報】大山 1月26日

雪がまだ残る大山へ情報収集に行ってきました。

コース:ヤビツ峠~大山(標高1252メートル)~見晴台~
     阿夫利神社下社~蓑毛越~蓑毛


歩き出しから、カチカチに路面凍結している所がありました。
雪が全くなく乾いた所、積もった雪が氷状に固まった所など、様々です。


◆部分的に凍結した登山道


◆固まっているけど、雪深い所も。
 折角なので、冬は雪も楽しみたいですよね。


◆冬の山肌は、見ていて飽きない景色の一つです。


◆山頂からは相模湾から都会のビル群まで望めます。
 山頂の積雪は、0センチから吹溜りで45センチ位残っていました。


◆山頂の北側へ回ると、丹沢の山並や富士山、南アルプスが
 一望できます。
 山頂のおすすめポイントの一つです。


◆下りは特に滑りやすいので要注意。


◆唐沢峠方面への分岐付近から下は、道上の雪はなくなりました。
 ぬかるみの酷い所も多いので、スパッツなどがあると便利です。


◆下るにつれて、モミの大木が目に付きます。
 林の変化にもご注目!


◆見晴台から阿夫利神社下社へは、細いトラバースが続きます。
 足元や頭上からの落石にも注意して進んでください。


◆二重滝のある二重社を過ぎると間もなく・・・


◆大山を背にした阿夫利神社下社です。
 厳かな気分になります。


◆蓑毛越
 昔の大山詣りの人も、ここで休憩をとったのでしょうか。
 そんな歴史も感じながら、下山しました。


色々な生きものや、その痕跡にも出会いました!


◆コゲラ
 さすがキツツキの仲間!
 逆さにぶら下がりながら食事中。


◆冬鳥のアトリ
 地面で何やらついばんでいます。
 動いてくれないと見つけられません!

《観察できた鳥》
トビ、ミソサザイ、ヒヨドリ、ツグミ、シロハラ、メジロ、シジュウカラ、
コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、ホオジロ、カシラダカ、
アトリ、イカル、カワラヒワ、ウソ、カケス、ハシブトガラス など


◆小指サイズのテンの糞
 中にはキブシらしき種がたくさん入っていました。
 野生動物は、私たちが見つけられるよりもずっとずっとたくさんの
 木の実や種を見つけられるんだなと感心します。


今回のコースは、変化に富んだ歴史も感じる山行でした。

アイゼン等の滑り止を携行し、早めに下山できる計画で
冬の丹沢をお楽しみください。


大倉(標高290メートル 1月27日)
  天気:曇りのち晴れ    気温:8.4度(8時40分)